前処理仕事人

アクセスカウンタ

zoom RSS 固相抽出用真空バキュームマニホールドの使い方とお薦め品

<<   作成日時 : 2005/11/05 14:10   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 6

画像
SPEバキュームマニホールドについての質問が寄せられましたので、ここで、いくつか紹
介しておきます。



市販バキュームマニホールド情報をネットで検索すると

ジーエルサイエンス

操作方法
http://www.gls.co.jp/product/catalog-28/04/15.html
http://www.gls.co.jp/product/catalog-28/04/16.html
http://www.gls.co.jp/product/catalog-28/04/17.html

スピッツ管
http://www.gls.co.jp/product/catalog-28/04/22.html

マニホールド
http://www.gls.co.jp/product/catalog-28/04/39.html
http://www.gls.co.jp/product/catalog-28/04/33.html


ウォーターズ
http://www.waters.co.jp/product/column/sep/vac_1.html
http://www.waters.co.jp/product/column/price/vac1_p.html#head1


スペルコ
http://www.sigma-aldrich.co.jp/supelco/first.htm

ユニフレックス
http://www.uniflex.co.jp/

などからが、比較的購入しやすいでしょう。


SPEバキュームマニホールドを選択するときのポイントは、

・バキュームコントローラーがついていること
・コックをオプションで選択できること
・回収用の多彩な濃縮管をセットできること
・廃液と回収をスライド蓋により容易に切り替えできること
・ニードルチューブをステンレス製と樹脂製に切り替え可能
有機物分析用、金属分析用と用途を切り替え可能に

等であると思います。
最近は、なす型フラスコラックがあったり、
ノンメタル分解チューブがセットできたりできる物も
あります。販売代理店に質問すると良いでしょう。



使い方のポイントは、

ポンプとマニホールドの間に大きいサイズのトラップビンをかますことです。

これは、バキュームポンプがダイアフラム形式であれば、水分がポンプに入り込むのを防ぐのと同時に、大きな真空バッファーとして作用もします。

真空バッファーを持つことで、コック操作に伴う真空度の急激な変動に対応でき、常に一定した真空を保つことが可能になります。また、非力なポンプでも、安定した強い真空を維持できます。多検体同時で処理する場合重要です。

お薦めは、3−5L程度です。10Lぐらいの大きい物、ステンレス製の物もあります。大きいほど、廃液の交換をしょっちゅうしなくて良いので便利でしょう。

特にディスクマニホールドは、通液量も大きいので、10Lステンレスタイプが良いでしょう。

全体の真空は、バキュームコントローラーで。
個々の検体は、コックの開閉具合で。

コントロールします。

非常に弱く引きたいときは、使っていないコックを3、4連作ります。
そこのコック弁を開放することによって、強いポンプを使用しても微弱な吸引が可能です。

回収用の濃縮スピッツ管はあらかじめ、マニホールドにセットしておきます。

コンディショニングから、試料ロード、洗浄までは、廃液サイドでおこない、回収の時にフタをスライドさせて、コレクション用のスピッツ管(KD濃縮管)に捕集します。


厳密な流速コントロールが本当に必要になった場合は、前記事で触れているような試料通液用の専用ローダーを使用します。加圧シリンジ方式で、デジタルライクな流速の設定ができます。


参考までに。


人気ブログランキングに登録しました。
応援してくださる方、クリックよろしくです↓
人気blogランキングへ
目指せTOP50入り。


テーマ

注目テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(6件)

内 容 ニックネーム/日時
あきさま
丁寧なご説明ありがとうございました。
周りに取り扱っている者がいないため、大変参考になりました。本当にありがとうございます。これからもよろしくお願いいたします。

減圧方法ですが、手元にはダイアフラム式真空ポンプはあるものの、バキュームコントローラーがありません。ですので、アスピレーターを使用し、圧力ゲージについている調整弁を操作して行おうと思っております。
トラップビンも設置したいと思います。
流速に関してですが、1mL/minでおこないます。
専用ローダーはないのですが、おおよそ上記の流速にする場合、どのように計測するのが良いのでしょうか。
また固相抽出に最適な真空度はどのぐらいでしょうか。目的の流速の調整に依存するのでしょうか。
本当に質問ばかりで申し訳ありません。
ご教授頂けますよう、よろしくお願いいたします。

2005/11/06 14:23
蒼さま。
コメントありがとうございます。
流速の調整の目安の取り方について。一定のボリュームたとえば10-20mL程度を取って、通液しながら、微調整します。10mLを10分程度で流せるようにすれば1mL/min相当になります。少し多めの量で調整すると楽だと思います。
真空度の目安ですが、10連程度のマニホールドでも、かなり抑えます。真空度から調整するのではなく、流速があうように調整します。流速から逆算して、経験値から、吸引システムにあった目盛りを記録しておくのがよいでしょう。参考にしてください。また、質問があればいつでもしてください。
あき
2005/11/07 00:44
あきさま
分かりやすいご回答ありがとうございました。
週末よりブログで勉強させていただき、
また丁寧なアドバイスも頂けて
本当に感謝しております。
勉強不足でまだまだ分からないことが多いですので、また質問させて頂くかと思いますが、
どうぞよろしくお願いします。
ブログの他記事も楽しみにしております。

2005/11/07 18:29
あきさま
度々申し訳ありませんが、また質問がありましてアドバイス頂けたらと思います。
抽出した後の処理についてなのですが、
メタノールで抽出後、減圧乾固を行いたいと思っております。デシケーターをポンプで減圧しながらと考えておりますが、その際の温度や注意点などありましたらアドバイスいただけないでしょうか。また経験的にご存知でしたら教えていただきたいのですが、5mlを上記方法で減圧乾固する場合、どのぐらの時間を要するのでしょうか。
今回も質問が多いので、とても心苦しいのですが、どうぞよろしくお願いいたします。

2005/11/08 22:45
蒼さま。
ご質問ありがとうございます。 通常N2パージ処理が多いですが、減圧で加温しながら濃縮するのであれば、30−40度くらいで試されてはいかがでしょうか?それ以上の温度は分解など何が起こるかわからないのでお薦めしずらいです。また、時間については、簡単な実験ですので一度やってみていただくのが良いでしょう。案ずるより生むがやすしです。ではまた。
あき
2005/11/09 00:17
あきさま
アドバイスありがとうございます。
N2ガスが手元にないので、今回は減圧乾固で
行ってみます。
今回もどうもありがとうございました。

2005/11/09 08:48

コメントする help

ニックネーム
本 文
固相抽出用真空バキュームマニホールドの使い方とお薦め品 前処理仕事人/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる