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zoom RSS 作業環境中の石綿の測定法

<<   作成日時 : 2005/08/22 08:45   >>

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作業環境中の石綿の測定法に関しては、日本作業環境測定協会からの「繊維状物質測定マニュアル」に記述があるようです。

簡単に言うと、ろ紙捕集して、顕微鏡による「計数法」を用いるようです。

作業環境測定シリーズ No.3
繊維状物質測定マニュアル

 厚生労働省は、1995年(平成7年)に、労働安全衛生法施行令を改正してアモサイトとクロシドライトを1%以上含有する製品の製造、輸入、使用(試験研究を除く)を禁止しました。本年秋には、クリソタイルを1%以上含有する指定10種類の石綿含有製品に対しても使用禁止が施行されます。
 こうした状況から、製品中に存在する繊維状物質が石綿であるかどうかの判定およびその定量等に関する分析法の必要性は増大すると考えられます。また、作業環境測定士を含めた石綿の測定・分析者は、建築物の解体作業など現在とは違った石綿測定にも対応していかなければならなくなるでしょう。
 そこで、本書は、繊維状物質の各種測定に対応できるよう、作業環境中の石綿濃度測定に止まらず、環境中の石綿濃度測定、製品中の石綿判定法等の測定方法をとりまとめました。

I 繊維状粒子の基礎知識
II 浮遊繊維状粒子の分析方法
III 製品中の石綿分析方法
IV 肺組織中の石綿小体計数による石綿ばく露評価法
V 付録

 発行 平成16年7月28日
 A4判 146頁
 価格 4,410円(税込・送料380円)




以下一部抜粋↓

○石綿とは
 石綿=天然に産する繊維状ケイ酸塩鉱物
  ・蛇紋石系・・・クリソタイル(白色綿、温石綿)
  ・角閃石系・・・アモサイト(カミングナイト−グリュネライト)
          クロシドライト(青石綿、リーベックカイト)
          アンソフィライト(直閃石)
          トレモライト(透角閃石)
          アクチノライト(陽起石)

○法規制
 @労働安全衛生法
 A特定化学物質等障害予防規則
 Bじん肺法
 C大気汚染防止法
 D廃棄物の処理および清掃に関する法律(廃棄物処理法)
 E特定化学物質の環境への排出量の把握等および管理の改善に関する法律(化学物質管理促進法)
   浮遊中の石綿粉じん濃度測定に係わるもの・・・A、B
   製品中の含有率に係わるもの      ・・・@、A、E


○浮遊中の石綿粉じん濃度測定 ・・ 「繊維数濃度測定」を行う
 ・作業環境測定(特化則に規定、アモサイトおよびクロシドライトは除く)
  石綿および1重量%を越えて含有する製品を製造もしくは取り扱う屋内作業場が対象。
  6ヶ月に1回測定する。 「作業環境測定基準」(昭和51年労働省告示第46号)
 ・敷地境界線測定(大気汚染防止法に規定)
  一定能力以上の特定粉じん発生施設を有する特定工場が対象。
  工場の敷地境界線に於いて6ヶ月に1回測定する。
   「大気汚染防止法の一部を改正する法律の施行について」(平成元年環大企第490号)

○製品中の石綿含有率分析
 ・特化則−−石綿含有率が1%を越えるものが規制対象。
       含有率については製造者の自己申告による規制。
       分析法は定められていない。
       石綿含有吹き付け材の分析について、
        「建築物の耐火等吹き付け材の石綿含有率の判定方法」
         (平成8年3月29日付基発第188の2通達)で規定されている。
・化学物質管理促進法−−石綿含有率0.1%以上が対象。
  具体的分析法は定められていない。


○浮遊繊維状粒子の分析
 ・事業所の敷地境界線の石綿粉じん濃度測定(基準値:10f/L以下)
  サンプリング−孔径0.8ミクロンのメンブランフィルター、10L/minで4時間採取。
  周辺の粉じんの状況を勘案して空気採取量を決定する必要あり。
  透明化法−−− アセトン−トリアセチン法
  分析法 −−−−倍率400倍の位相差顕微鏡で、長さ5ミクロン以上で、
  アスペクト比(縦横比)3以上のものを計数する。計数視野数は50視野とする。

○一般環境大気中の石綿粉じん濃度測定
  現在日本で主流に行われている分析方法は、位相差顕微鏡を使用した方法で、繊維の形態を観察しているのにすぎず、石綿の分析にはなっていない。一般環境大気中の石綿粉じん濃度測定を正確に把握するためには、電子顕微鏡法または分散染色を用いた方法で分析する必要がある。


○サンプリング
*位相差顕微鏡による計数分析のためのサンプリング法
(1)フィルター
   直径47mm(採じん面の直径35mm)または直径25mm(採じん面の直径21-23mm)、
   平均孔径(ポアサイズ)0.8-1.2μmのセルロースエステル・白色メンブランフィルター
   参考)日本ミリポア AAWP(0.8μm)直径47mm,25mmまたはRAWP(平均孔径1.2μm)直径47mm.25mm
   GL相当品:日本ポール(株) 66263 GN-4 Metricel 25mm
64679 GN-4 Metricel 47mm   
    
(2)フィルターホルダー
   使用するフィルターに対応した50mmの風防付きオープンフェイス型のホルダーを使用する。
   (参考)日本ミリポア製MAWP075AC(0.8μm、25mm)、
MRWP025AC(1.2μm、25mm)がフィルターのバックグランドを保証している。
      GL相当品:日本ポール(株) 1107 オープンフェイスホルダー 25mm (アルミ製)
1220 オープンフェイスホルダー 47mm (アルミ製)
       NIOSH(7400, 7402)適合品  4375 大気分析用モニターカセット

(3)吸引ポンプ
  (1)または(2)を装着して1-5L/min程度の吸引が可能なポンプを使用する。
   最大吸引圧は直径47mmのフィルターで1kPa以上、直径25mmのフィルターで12kPa以上。
   個人サンプラーを用いて長時間測定を行う場合には、サンプリング流量の安定が保証されている定流量ポンプが良い。
  (参考)柴田科学 MP-Σ500型(2-5L/min、最大吸引圧23.0kPa)、
      日本カノマックス GilAir(1-4L/min、最大吸引圧6.2kPa)、
GilAir-5(1-5L/min、9.6kPa)
      アイデック Air Check 2000(0.75-3.0L/min,39.0kPa)
     GL相当品(?) SP-208-10L

(4)流量較正装置
   (1)、(2)、(3)を連結したサンプリングトレインのフィルター面を通過する試料空気の速度を4-5cm/sに設定するために流量較正装置を連結して吸引ポンプの流量を調節して所定の
流量に設定する。

(5)固定点でのサンプリング
      床面から50-150cmの高さで、サンプリング面が床面に対して垂直ないしやや下方になるよ
うにフィルターホルダーを固定して、フィルター面における試料空気の流速が4-5cm/sにな
るようにして、所定の時間サンプリングする。

*電子顕微鏡による分析のためのサンプリング法
(1)フィルター
   基本的にはセルロースエステル・メンブランフィルターを使用(0.8μm、254nm,47mm)。
   空気捕集したフィルターを直接見る場合(SEM)、金または白金パラジウムを表面に
蒸着コーティングしたポリカーボネート製のニュークリポアフィルター(0.8-1.2μm、25mm
.47mm)を用いる。

(2)フィルターホルダー
   フィルターにあうホルダーを用いる。

(3)吸引ポンプ
   5-20L/minの範囲で吸引可能なローボリュームサンプラーを用いる。

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